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- 【検証・確認】SFCW(ステップ式広帯域周波数レーダ)GP8000 の高深度埋設管探査能力の検証

<使用機器>
・PROCEQ SFCW GP8000
本探査検証は、鉄筋探査機(RCレーダ探査機)に於いて、従来までは地中レーダ探査機で
探査を行っていた深度の埋設管探査を『現地の探査出来るスペースが非常に狭い』という条件下
の元、地中レーダ探査機では探査不可となったことから実施した試みです。
RCレーダの中でも、現在(2025年ン4月)最も探査深度が深くまで探査出来るであろうレーダ
Proceq社のGP8000で探査を行った結果を示す。
※他のRCレーダでは検出できなかった。
工場屋外の土間コン(土間基礎)の為、コンクリートの水分量は高かったと考えられます。
検証の結果、GP8000での埋設管探査(非金属管)は非常に上手く行き、深さ800mmまでに
埋設する鋼管全てを検出出来た結果となった。また、鉄筋の深さや間隔にもよりますが、表層に
鉄筋があった場合に於いても、深さ600mm程度までであれば鋼管の検出が可能であるという結果となった。
※本検証・確認は、一定の機種の優位性や劣勢を示すものではありません。
※検証に使用した機器は、チャンピオン機ではありません。当社で所有の機器である為、同型番の
他機器が必ずしも同結果を表示することを説明したものではありません。
(レーダ探査機にはそれぞれ機体差があります)
※当社の許可なく無断転用は禁止です。無断転用の際のリスクや損害があった場合には、
当社は一切の責任を負いません。
※現状のレーダ探査機には、完璧な機器はありません。また No.1 の機器もありません
より正確で高いレベルの探査を行いたい場合は、探査状況や探査目的に応じて適切な機器を選択し
操作方法や機器毎にあるクセを熟知して探査することをオススします。
<関連キーワード>
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